営業スタンス・マインド
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01 - Basic Stance
基本スタンス
全ての営業活動の土台となる、SCALEの営業哲学。
SCALEの営業哲学
「売る」のではなく「価値を届ける」。お客様の課題解決パートナーとして寄り添い、共に成長する関係を築く。短期的な売上よりも長期的な信頼を優先する。
基本スタンス 5原則
- 誠実であれ ― 嘘をつかない、知らないことは知らないと言う。正直さが最強の武器。
- 準備を怠るな ― 商談前の情報収集は最低30分。相手の会社HP・IR・SNSを必ず確認。
- 聞く8割・話す2割 ― 営業は「話す仕事」ではなく「聞く仕事」。相手が話す時間を最大化せよ。
- スピード即レス ― 問い合わせへの返答は1時間以内。速さ=信頼。
- 結果にコミットする ― プロセスも大事だが、数字から逃げない。目標達成への執念を持つ。
日々の行動指針
「今日も1人のお客様の人生を良い方向に変えるために動く」
毎朝この問いを自分に投げかけてから仕事を始める。テクニック以前に、この姿勢があるかどうかで全てが変わる。
- 朝一で「今日のゴール」を3つ書き出す
- 全ての行動に「お客様にとっての価値」を紐づける
- 1日の終わりに「今日感謝されたこと」を1つ書く
02 - Skill Preparation
スキル準備
実戦に出る前に磨くべきスキルセット。
営業に必要な3つのスキル領域
| 領域 | 具体スキル | 磨き方 |
|---|---|---|
| 知識 | 商品知識・業界知識・競合知識 | 毎日15分の情報収集、社内勉強会参加、競合サービスの無料体験 |
| 技術 | ヒアリング力・提案力・クロージング力 | ロープレ週2回、商談録画の振り返り、トップ営業の同行 |
| 人間力 | 共感力・信頼構築力・コミュニケーション力 | 読書(月1冊)、異業種交流、フィードバックの受容 |
事前準備チェックリスト
- 相手企業のHP・事業内容を把握している
- 担当者のLinkedIn・SNSを確認している
- 業界のトレンド・課題を3つ以上言える
- 競合との差別化ポイントを明確に説明できる
- 想定される質問への回答を準備している
- 提案資料をカスタマイズしている
- 次のステップ(ネクストアクション)を明確にしている
03 - Mindset
マインドセット
トップセールスに共通する思考パターン。
マインドセットが9割
同じトークスクリプトを使っても、成果に10倍の差が出る。その差は「マインドセット」にある。テクニックはコピーできるが、マインドは自分で鍛えるしかない。
成果を出す人のマインドセット
- 断られて当たり前 ― 10件中8件断られるのが営業。残り2件に全力を注ぐ。
- 失敗は実験データ ― 失注は「ダメだった」ではなく「このパターンは違う」という学び。
- 量が質を生む ― 最初から質を求めない。圧倒的な行動量の中から質が自然に生まれる。
- 比較対象は昨日の自分 ― 他人と比べるのではなく、昨日の自分より1%成長を目指す。
- お客様の成功 = 自分の成功 ― Win-Winではなく、まず相手のWinを100%追求する。
スランプ脱出法
調子が悪い時こそ基本に戻る。以下の3ステップで突破せよ。
- Step 1:行動量を1.5倍にする ― 質が落ちている時は量でカバー。考える前に動く。
- Step 2:成功体験を思い出す ― 過去に受注した時の商談を振り返り、あの時の自分に戻る。
- Step 3:トップ営業に相談する ― 一人で悩まない。先輩の一言で視界が開けることがある。
04 - Learning from Books
書籍から学ぶスタンス(4冊)
『営業マンは書く力を磨け』の教え
失敗談を積極的に語れ。完璧な営業マンは信頼されない。人間的側面を見せることで、相手の心の扉が開く。
- 成功体験ばかり語ると「自慢話」に聞こえる
- 失敗談には「共感」と「学び」の2要素が含まれる
- 自己開示の深さ=信頼の深さ
- 文章力は営業力。メール1通で受注率が変わる
『心配すんな全部上手くいく』の教え
濃いファンに注力せよ。薄く広くではなく、深く狭く。
- キャラ × コンセプト × ストーリーの掛け算で差別化
- 100人に好かれるより、10人に熱狂される存在になれ
- 自分の「強み」ではなく「変わっているところ」がブランドになる
- ストーリーは「完成系」より「成長過程」のほうが応援される
『ユダヤ人大富豪の教え』の教え
最も大切なスキルはセールスである。セールスとは、相手の幸せを心から願い、その実現を手助けすること。
- お金は「感謝の対価」。感謝される量=収入
- 信頼と応援の循環を作る
- 与える者が最も豊かになる(Give First)
- 自分のサービスに心から惚れ込んでいるか?
『努力の数値化』の教え
方向性 > 速度。間違った方向に全力で走っても、ゴールには辿り着かない。
- 学ぶ → 行動 → 継続のサイクルを回す
- PDCAではなくDCAP(まずやる、確認、分析、計画)
- 努力を「時間」ではなく「行動数」で測る
- 1日の振り返りは「感情」ではなく「数値」で行う
05 - First Impression
初対面の心得
第一印象は6秒で決まる
メラビアンの法則:視覚情報55%、聴覚情報38%、言語情報7%。最初の6秒間で「この人の話を聞きたいかどうか」が無意識に判断される。身だしなみ・表情・声のトーンに全神経を集中させよ。
初対面チェックリスト
- 見た目 ― 清潔感、シワのないシャツ、磨かれた靴
- 表情 ― 口角を上げた自然な笑顔。目を見て話す
- 声 ― 普段より少し高めのトーン。ハキハキと明瞭に
- 姿勢 ― 背筋を伸ばし、少し前傾。「あなたに興味がある」のサイン
- 名刺交換 ― 相手より低い位置で渡す。名前を復唱する
- 最初の一言 ― 天気の話はNG。相手の会社や業界に関する話題で入る
06 - Facebook Sales
FB営業のスタンス
SNS営業の鉄則
SNS経由の営業は「売り込み」ではなく「関係構築」から始める。いきなりDMでサービス紹介はNG。
- Step 1:相手の投稿に「いいね」&コメント(最低2週間)
- Step 2:共通点を見つけて友達申請(メッセージ付き)
- Step 3:情報提供型のメッセージ(相手に役立つ記事・データを送る)
- Step 4:カジュアルな情報交換の提案(「お茶しませんか」レベル)
- Step 5:課題が見えたら初めてサービス紹介
SNS営業の成約率が高い理由は「信頼残高」が溜まった状態でアプローチするから。テレアポの10倍の時間がかかるが、成約率は5倍以上。
07 - Representative
営業代表としての自覚
あなたは会社の「顔」
お客様にとって、営業担当者=その会社そのもの。あなたの対応がSCALE全体の評価を決める。
- あなたの1回の遅刻が「あの会社はルーズだ」という評判を作る
- あなたの1回の丁寧な対応が「あの会社は信頼できる」という口コミを生む
- 開発チーム・CS・マーケの努力を全て背負って商談に臨む覚悟を持つ
- 自社サービスに誇りを持つ。誇りがなければ売れない
営業はチームの「最後のバトン」を持つアンカー。全員の想いを乗せて走る。
08 - Nakano's Teaching
中野優作氏の教え
トップ営業の本質
営業とは「相手の人生を良い方向に変える仕事」である。
- 自責思考 ― 売れない理由を市場・商品・タイミングのせいにしない。全て自分の力不足。
- 圧倒的行動量 ― 考える前に動く。量をこなした者だけが質の本質を理解できる。
- 最初の5分で勝負を決める ― 最初の5分で「この人は信頼できる」と思わせられなければ、残りの55分は無駄。
- ゴールから逆算する ― 「月末に何件受注するか」から逆算して、今日何をすべきかを決める。
- 感謝を忘れない ― 受注したら「ありがとうございます」ではなく「お任せください、必ず成果を出します」。
09 - Sensei Position
先生ポジション戦略
「売る人」ではなく「教える人」になれ
お客様にとっての「業界の先生」ポジションを確立すると、売り込みゼロでも受注が発生する。知識で圧倒し、お客様が「この人に任せたい」と自発的に思う状態を作る。
先生ポジションの築き方
- 業界知識で圧倒する ― お客様より業界に詳しくなる。最新トレンド・統計データ・成功事例を常にストックしておく。
- 惜しみなく情報提供する ― 「売る前に与える」。有益な情報を無料で提供し続ける。
- セミナー・勉強会で登壇する ― 人前で話す機会を積極的に作り、権威性を高める。
- SNSで発信する ― 日々の学びをアウトプット。「この人は詳しい」と認識される。
- 質問に即答できる ― 「持ち帰ります」を極力減らす。即答力=信頼力。
10 - Customer Story
お客様は「主人公」、あなたは「導き手」
お客様のビジネスストーリーにおいて、あなたはメンターの役割。主人公であるお客様が成功するために、知識と手段を提供する存在。
自分の商品を売り込むのではなく、お客様の物語の中で自分の商品がどう役立つかを語る。
- お客様の「現在地」を正確に理解する
- お客様が目指す「理想の未来」を共有する
- 現在地と理想の未来の「ギャップ」を明確にする
- そのギャップを埋める手段として自社サービスを位置づける
- 成功した未来の姿を具体的にイメージさせる
11 - 100% Win Rate
受注率100%マインド
商談に入った時点で「受注する」と決める
受注率100%は理想論ではない。商談に臨む時点で「この商談は必ず受注する」と心に決めて臨む。その覚悟があるかないかで、提案の深さ・質問の鋭さ・クロージングの迫力が全く変わる。
受注率100%のための準備
- 組織図を理解する ― 意思決定者は誰か、キーマンは誰か、反対勢力は誰か
- 決裁プロセスを把握する ― 稟議は何段階か、予算策定の時期はいつか
- 競合状況を確認する ― 相見積もりの有無、競合の提案内容の推測
- 「言い訳」を用意してあげる ― 決裁者が上に説明しやすい理由・データを提供する
- 全ての懸念を事前につぶす ― 想定される反論を10個書き出し、全てに回答を準備する
受注率を高める3つの問い
- 「この人は本当に決められる人か?」 ― 担当者レベルでの合意は受注ではない
- 「予算は確保できているか?」 ― 「いいですね」と「買います」は全く違う
- 「導入時期は明確か?」 ― 「いつか」は「永遠にない」と同義